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マウスの種類はどんなものがある?接続方法や読み取り方式ごとにご紹介!

家庭や職場で使用することを想定した通常のマウスだけでなく、ゲーム用途に特化したマウスや手の負担を軽減することを目的としたマウスなど、様々なマウスが販売されています。

今回の記事では、それぞれのマウスの種類について、特徴を詳しく解説しながらご紹介していきます。

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❶接続方法の違い
マウスはパソコンに接続しなければ使用できませんが、その接続方法には有線接続と無線接続があります。
それぞれの接続方式の特徴について解説します。

❷有線マウス
有線マウスは、ケーブルでパソコンと接続して使用することができるマウスのことです。有線マウスは広く普及しているので、目にする機会も多い製品となっています。
​有線マウスの特徴については、以下の3点が挙げられます。

・動作が安定している
有線マウスはケーブルでパソコンと接続するので、動作が安定しているのが特徴です。
無線のマウスでは反応が遅かったり、信号が途切れてうまく動作しないことがたまにあるのですが、有線マウスは物理的に接続しているので、信号が途切れることもなく、動作も安定して使用することが可能です。
この特徴から、特にゲーム用途でマウスの購入を考えている方は、有線のマウスを購入するケースが多くなっています。

・電池切れの心配がない
有線マウスはケーブルを介して電力共有を受けるので、電池切れの心配はありません。
無線マウスは電力が切れたら使用できないので、いざ使用しようと思ったときに電池切れで使えないケースがよくあります。
バッテリーで駆動する無線マウスであれば有線マウスのように充電しながら使用できる製品もありますが、電池式の無線マウスは電池交換しなければならず、電池が手元にない状況ではすぐに使用できる状態にするのが難しくなります。

・安価な製品が多い
有線マウスは安価な製品が多いのも特徴です。
無線マウスと違い構造が単純なため、安いものでは500円程度から販売されています。安い製品と言っても基本的な機能は十分なので、あまり機能にこだわらない家庭での使用や、数を揃える必要があるオフィスで選ばれています。
中には高価な有線マウスもありますが、そういった製品はほとんどがゲーム用途を意識した感度調節機能を搭載していたり、多数のショートカットボタンが搭載されているマウスとなっています。

❸無線マウス
続いて、無線マウスについて紹介します。
無線マウスは無線通信の技術でパソコンに接続し、使用することができるマウスです。
無線通信には、大きく分けてBluetooth通信か、USBレシーバーを使用した2.4GHzワイヤレス接続があります。
2.4GHzワイヤレス接続にはUSBレシーバーをパソコン本体に差し込む必要があり、使用可能なUSBポートが少なくなってしまうデメリットはありますが、Bluetooth接続ではUSBポートを塞がないので、パソコンがBluetoothに対応さえしていれば、Bluetooth対応の無線マウスを使用するのがよいでしょう。

・ケーブルの取り回しのしやすさ
無線マウスの特徴は、なんといっても取り回しのしやすさです。
無線マウスはケーブルがないので、ケーブルによるストレスを受けずにマウスを自由に動かして使用することが可能となっています。また、ケーブルがないことによってパソコン周囲や机の上の配線を少なくすることができるので、パソコン周りの配線をスッキリさせたい人にもオススメです。

無線マウスは無線通信の範囲内であれば、パソコンから少し離れていても使用することができるので、パソコン本体と距離がある場合の使用が可能なのも強みとなっています。

❹読み取り方式の種類
続いては、マウスの読み取り方式の種類について解説していきます。
マウスの読み取り方式とは、マウスを動かした際の動きを認識する仕組みのことです。
あまり意識している人は少ないかもしれませんが、実はマウスには動きを認識する方法が複数存在しています。
読み取り方式は大きく区別すると5つ存在しています。
・レーザー
・ブルーLED
・IRLED
・光学式
・トラックボール
上記の5つが代表的な読み取り方式となっています。
それぞれの読み取り方式について、強みを交えながら解説していきます。

【光学式】
一般に広く流通しているのが光学式のマウスです。
光学式は安価なマウスが多く、一般的に広く流通しています。
赤色のLEDで光を反射させてセンサーで感知し、マウスの動きを読み取っています。
光学式は反射を感知している関係上、光を反射しない素材(ガラステーブルなど)や、光を複雑に反射する素材(光沢感があるテーブル)では正常に動作しないことがあり、そういった場合にはマウスパッドを用意する必要があります。
光学式のマウスは安価な製品が多いので、とりあえずマウスを用意したい人にはオススメの読み取り方式です。

【IRLED】
IRLEDは光学式とほとんど同じ特性の読み取り方式です。
大きな違いは動きを読み取る際に使用するのが赤色LEDではなく、赤外線LEDである点です。
赤外線LEDを採用したことで省電力化に成功し、長時間使用することが可能となりました。
バッテリーで駆動する無線マウス等には、最適な技術で、実際に安価な無線マウスではIRLEDの製品が多く存在します。

【ブルーLED】
ブルーLEDはこれまでに紹介した光学式やIRLEDのマウスよりも読み取り性能が強化されている方式です。
ブルーLEDはその名の通り青いLEDを使用してマウスの動きを読み取る方式で、その特性上僅かな凹凸やホコリなども感知できるほど感知性能が高いので、これまでに紹介した光学式やIRLEDでは難しかったガラス面の読み取りやカーペット等の複雑な凹凸がある面でも正常に読み取れるようになっています。
光沢面の読み取りは不得意ですが、近年はハイパーブルーLEDと呼ばれる更に読み取り性能を強化したブルーLEDマウスも登場し、このハイパーブルーLED では光沢面も読み取れるようになっています。
1つのマウスでどこでも使用したいという方はハイパーブルーLEDのマウスを購入するのがオススメです。

【レーザー式】
レーザー式はこれまでに紹介したLEDを利用した方式と異なり、目に見えないレーザー光によってマウスの動きを読み取る方式です。
レーザー光を活用することで細かな凹凸や、光沢面でも確実に読み取れるようにはなりましたが、透明な面ではレーザーが反射しないため読み取りができません。
レーザー式のマウスは高額になる傾向がありましたが、近年は手頃な価格の製品も増えてきているので、マウスを購入する際の選択肢にも入りやすくなってきています。

【トラックボール】
トラックボール式のマウスは機械式マウスとも呼ばれ、これまでに紹介したLEDやレーザーを活用して読み取る方式と異なり、マウス下面についているボールが動くことでマウスの動きを感知する方式となっています。
ボールで読み取る都合上、ボールがすべりづらい面や、ボールがホコリなどで汚れると動きが悪くなることがあります。定期的なメンテナンスが必要で、ボール自体を紛失や破損をしてしまうと使用不可能になるなど、手間がかかることが多いために現在ではあまり販売されているのを見かけない方式となっています。

❺ボタンを多く搭載したマウスもある
マウスの中には通常のクリック以外にボタンを多数搭載した製品も存在します。
一見すると何に使用するのかわからないマウスですが、このマウスは主にゲームをプレイする人や、クリエイターをターゲットとして作られています。
ボタンが多数搭載されている理由は、主にショートカットキーを登録するためです。
例えばゲームをプレイしている際には、特定の動作をキーボードで求められることが多くありますが、この動作をマウスのボタンに登録しておくと、ボタンひとつで登録した内容を実行してくれるのです。
クリエイターが使用する場合には、デザイン業務や動画編集などで、コピーや消去をするのにキーボードで操作が必要なことがありますが、マウスに登録しておけばマウス一つで動作が完了できるのです。
使い方次第で様々な事ができるのが他ボタンマウスの特徴です。


今回はマウスの種類について、有線・無線と読み取り方式についてそれぞれ解説しました。
マウスは全部同じものに見えるかもしれませんが、細かい場所で違いがあったのがお分かりいただけたかと思います。
これからマウスを購入する方は、自分がマウスを使用する環境をよく考えて、購入する製品を選びましょう。

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