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キーボードを複数接続するには、どうしたらいい?

通常、パソコンを使用する際はそれぞれにキーボードを接続します。
しかし、仕事などでパソコンを複数使用していると、いくつものキーボードが必要となるので邪魔になるでしょう。
そういったとき、パソコンにキーボードを複数接続できると便利です。
キーボードの複数接続の方法について、解説します。

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【キーボードの複数接続の方法①切替器】

キーボードを複数接続したいと考えたとき、まず思い浮かぶのが切替器を使用することです。
切替器は、1つのキーボードをパソコンに複数接続して、使用したいタイミングで切り替えて使うというものです。

切替器には、キーボード切替器やパソコン切替器など様々な名称がありますが、基本的に名前が異なっているだけで性能は変わりません。
どれも、キーボードを複数接続するためのものなのです。

形状としては、キーボードを接続するUSB差込口と、パソコンに接続するUSB端子があり、そのUSB端子が複数になっています。
これで、1つのキーボードをいくつものパソコンに複数接続できるのです。

また、USB差込口が複数ついているものもあります。
その場合、キーボードだけではなくマウスも複数接続できます。
そうすると、よりすっきりとするでしょう。

パソコン切替器という名称のものには、キーボード以外も複数接続できるものもあります。
ディスプレイやスピーカー、プリンターやUSBメモリなどの周辺機器も、複数のパソコンにまとめて接続できるのです。

また、接続可能な台数も様々です。
2台に接続できるタイプが多いのですが、中には4台や8台に接続できるタイプもあります。
多くのパソコンを使い分けている人には、おすすめです。


【キーボードの複数接続の方法②Bluetooth】

切替器を使用すると、配線が邪魔になることがあります。
また、余分な機器を置くことにもなるため、スペースの節約という面ではあまりお勧めできません。
そういった人におすすめなのが、Bluetooth接続のできるキーボードです。

Bluetooth接続のキーボードの中には、複数接続できるものも多いのです。
ペアリング設定をすることで、1つのキーボードを手軽に複数接続できます。
切り替え方法はそれぞれの機器によって異なりますが、ほとんどはワンタッチで切り替えができます。

また、Bluetoothのキーボードの場合、複数接続できるのはパソコンだけではありません。
タブレットやスマートフォンなどの、USBでの接続ができないデバイスでも接続できるのです。

タブレットやスマートフォンでキーボードを使う方法はいくつかあるのですが、Bluetoothで接続するのが最も簡単でしょう。
ただし、iPhoneやiPadの場合、自動的に英字配列になる機種もあるので注意してください。

デスクトップパソコンやノートパソコンの場合は、Bluetooth接続が搭載されていないものもあります。
そういったものでは、Bluetooth機器を使用することはあきらめている人もいるでしょう。
しかし、その場合でもBluetoothを利用する方法はあります。
USBなどに差し込んで使うことができる、Bluetoothレシーバーを使うことで、Bluetooth対応パソコンになるのです。
もしBluetooth接続のキーボードで複数接続する場合は、Bluetoothの規格に注意してください。
機種によってBluetoothの規格は異なるので、対応した機種を選ばなくてはならないのです。


【キーボードを複数接続するメリットは?】

キーボードの複数接続については、不要と思っている人もいるでしょう。
今までキーボードを機種ごとに接続して、それを不便と思ってない人であれば、複数接続する必要性を感じないこともあります。
そういった人でも、キーボードを複数接続するメリットを知れば今度からは切り替えられるようにしようと思うかもしれません。

キーボードを複数接続で使用するメリットの1つめは、まず作業スペースが広くなるという点です。
キーボードの数を減らすことができるので、その分スペースを広く使うことができるのです。

パソコンを並行して使用するのならともかく、切り替えて使用するのであればキーボードは1度に1台ずつしか使用しません。
それなら、キーボードを複数接続して適宜切り替えて使用したほうが、余分なスペースを使わないのでパソコン周りがすっきりとします。

また、キーボードを複数接続することで、どのパソコンでも同じキーボードを使うことができる、というのもメリットです。
特に、デスクトップパソコンの場合は付属のキーボードを使っていることも多いので、パソコンごとに別のものを使うことになってしまうでしょう。

キーボードは、一見するとどれも似たようなものに思えるかもしれません。
しかし、実際に使ってみるとキーピッチやキーストロークなど様々な点に違いがあるため、使い分けていると若干違和感を覚えることも多いのです。

形状や入力方式の違いもあり、使い分けることで余分な力が入って疲れやすくなることもあります。
また、キーにくぼみがあるタイプとないタイプを使い分けていると、指先にも違和感があるでしょう。
しかし、キーボードを複数接続していれば、まったく同じキーボードを別のデバイスで使うことができるため、そのような違和感がありません。
どのデバイスでも、同じようにそうさができるでしょう。

特に違いが際立つのが、デスクトップパソコンとノートパソコンを使い分けているケースです。
ノートパソコンは本体にキーボードがついているので、それを外すことはできません。
そのため、違和感があってもそのキーボードを使う人が多いのです。
しかし、デスクトップパソコンと同じキーボードを複数接続して使うことで、入力もスムーズにできるでしょう。

パソコンを購入する際のキーボード分のコストを削減できるのも、複数接続のメリットです。
特に、マウスも複数接続にした場合は、その差額がさらに大きくなります。
家電量販店などで売られているパソコンは、ほとんどがキーボードやマウスもセットになっています。
そのため、導入費用についてはあまり意識していないかもしれません。

しかし、パソコンメーカーなどのBTOパソコンを購入する場合、キーボードやマウスにもしっかりと料金を取られていることがわかります。
それを購入しないようにするだけで、数千円は安くなるのです。
また、キーボードやマウスが壊れて買いに行く場合も、その値段がわかります。
どちらも、数千円はかかるのです。
それがパソコンの台数分必要となると、大きな負担となってしまいます。

キーボードを複数接続するのであれば、その分高級なキーボードを買うこともできます。
2万円の予算で4台分のパソコンのキーボードを買う場合、それぞれに購入すると1台あたり5,000円しか使えないのですが、複数接続するなら2万円までのキーボードを選ぶことができます。
パソコンが何台あったとしても、作業をするのは1人だけです。
それなら、キーボードも複数接続で1台だけあれば事足りるでしょう。
コストの削減にもなるため、合理的な考え方といえるのではないでしょうか。

キーボードを複数接続することで、パソコンの周りはスペースを確保しやすくなり、購入コストも削減できます。
キーボード切替器を使用することもできますが、配線が難しい場合は複数接続できるBluetoothのキーボードで複数接続すると、簡単に利用できるでしょう。
特に、パソコン以外のデバイスでもキーボードを複数接続で使用したいのであれば、Bluetoothの機器はおすすめです。
複数のパソコン等のデバイスを持っている方は、iCleverの製品を一度試してみてください。

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