テレワークにおすすめのワイヤレスキーボードの選び方
効率よく仕事を進める為には、キーボードの選び方が重要です。
ワイヤレスキーボードの便利な点は、配線が場所を取らず使用できることです。
近年はテレワークの導入が増え、自宅でパソコン作業がある方も増えております。
この記事ではテレワークでも便利なワイヤレスキーボードはどう選ぶべきか解説します。
最近は、仕事もオフィスではなく自宅などで作業する人が増えています。
しかし、自宅とオフィスでは仕事をするための環境も大きく異なります。
仕事をするための環境を適切に用意しないと、仕事の効率は下がることでしょう。
デスク周りでも特に注意したいのが、キーボードです。
テレワークでは、会社からノートパソコンを貸与されるケースが多いのですが、
その場合、ほとんどの方は本体と一体になっているキーボードを使用します。
普段はオフィスでキーワードが別にあるデスクトップパソコンを使っている方は、ノートパソコンのキーワードは使いづらいと感じることがあります。
サイズの違いや、本体と離して使いたい場合もそれができません。
また、タッチパッドがあるとマウスの誤動作も増えてしまうことがあります。
そういった点に不便を感じたことがある方は、ノートパソコンでも別途キーボードを用意したほうがいいでしょう。そして、その際におすすめなのはワイヤレスキーボードです。
ノートパソコンの利点は、省スペースで様々な場所で使用できるという点です。
しかし、有線キーボードにしてしまうと使用できる場所が限られてしまいます。
ワイヤレスキーボードは配線の物理的なスペースを考えないで使用できるので、ノートパソコンのメリットをあまり消さずに済みます。
【ワイヤレスキーボードの選び方】
1.接続方式 2. サイズ 3. 機能 4.電源
❶接続方式
ワイヤレスキーボードを選ぶ際の基準となる点はいくつかありますが、まずは接続方式の違いで選びましょう。
接続方式には、Bluetoothとワイヤレスレシーバーがあります。
Bluetoothは、接続する機器とペアリングをして使用します。
パソコンに、使用する機器を登録することで使用できるようになります。
この方式であれば、タブレットやスマートフォンでもキーボードを使用できます。
ただし、すべての機器がBluetoothに対応しているわけではありません。
タブレットやスマートフォンはほとんどが対応していて、ノートパソコンも対応していることが多いのですが、デスクトップパソコンは対応していない機種もあります。
導入する前に、対応しているかどうかを確認しておきましょう。
また、Bluetoothにはバージョンがあります。
現在はバージョン5.2まで登場しているのですが、古い機種の場合は新しいバージョンに対応していないことがあります。Bluetoothバージョンの確認をしておきましょう。
もう一つの接続方式が、ワイヤレスレシーバーを使用するタイプです。
これは、2.4GHzという無線周波数帯によって接続しているもので、USB端子にレシーバーを差し込みます。
USB端子さえあれば、パソコンに受信機能が内蔵されていなくても使用できます。
その代わり、USB端子がないと使用できないため、USB端子が少ない機器などでは使用しづらいことがあります。
また、レシーバーを紛失する恐れもあるので、気を付けましょう。
❷サイズ
キーボード選びには、サイズも重要なポイントです。
ワイヤレスキーボードの場合、大きな違いとしてはテンキーの有無があります。
数字入力が多いという方は、テンキーがついているタイプの方が使いやすいでしょう。
しかし、テンキーがないタイプであればその分コンパクトになります。
キーボードを使用するスペースや、普段の業務内容の使用頻度でテンキーの有無は判断しましょう。
また、キーピッチという、キーの間の幅も重要です。
ノートパソコンのキーボードは、どうしてもスペースが小さいためキーピッチも狭くなりがちです。
それが打ちづらいという方は、キーピッチが広いものの方がいいでしょう。
しかし、自宅に限らず外でも仕事をするという方で、キーボードを持ち歩きたいという方もいるでしょう。
その場合は、キーピッチが狭くてもコンパクトなタイプがおすすめです。
ワイヤレスキーボードには、折り畳み式のものもあります。
折り畳み式のタイプは、元々コンパクトなサイズで、2つや3つに折りたためるようになっているため、持ち運びにもスペースを取りません。
❸機能
キーボードは機能で見ると様々な違いがあります。
テレワークでワイヤレスキーボードに求める機能としては、まず静音性があります。
自宅で仕事をする場合、あまり音を立てたくないという方もいるでしょう。
その場合、静音性が高いタイプがおすすめです。
メンブレン式といわれるタイプには、比較的静音性が高いタイプが多いので探してみてください。
それ以外には、静電容量無接点方式というタイプもあります。
静電容量無接点方式は、最後までキーを押し込む必要がないので、静音性が高いです。
ただし、高額なものが多いので予算と機能の検討をしてから購入をしましょう。
ワイヤレスキーボードには、防水性も大切な要素のひとつです。
有線式のキーボードも水分をかけても問題がないというわけではありませんが、ワイヤレスキーボードは電源を内蔵しているため防水性はさらに重要な機能になります。
防水タイプであれば、たとえお茶やコーヒーなどをこぼしてしまってもある程度は問題ありません。
完全に防げるというわけではないので、心配であれば防水性が高いタイプに防水シートもかけて使用するといいでしょう。
また、Windowsキーの有無やコントロールキーの位置なども重要です。
メニューが開きやすい、ショートカットキーが使いやすいなどの違いが生じるため、その配置にも注意してください。
❹電源
有線キーボードであれば電源は必要ありませんが、ワイヤレスキーボードは無線で接続するため、電源が必要です。
これにも、いくつかの種類があります。
主な種類は、乾電池式とバッテリー式です。
乾電池式の場合、たとえ電池が切れても交換するだけでまたすぐに使うことができるのがメリットです。
その代わり、乾電池が切れたときは新しいものを使用しなくてはいけないので、ランニングコストの負担が大きくなってしまうでしょう。
その代わり、外出先で電池が切れたとしてもコンビニなど手近なところで買えるので、使えなくなって困ることは少ないでしょう。
バッテリー駆動式の場合は、電池の交換が不要なのでランニングコストを抑えることができます。
電気代はかかりますが、こまめに充電していれば電池切れで困ることはそうそうないでしょう。
しかし、充電することを忘れて外出中に切れてしまった場合などは、しばらく使うことができなくなってしまうでしょう。
ポータブルバッテリーを持ち歩くなど、対策が必要になってしまいます。
バッテリーも、繰り返し充電をしていると少しずつ弱ってきます。
そうなるとバッテリーを交換するかキーボード自体を買い替える必要があります。
その時は、乾電池のタイプより費用が高くなってしまいます。
テレワークに向いているワイヤレスキーボードを選ぶ場合、これだけの違いを考えて選ばなくてはいけません。
色々なポイントで見定めて、自分に合ったものを選びましょう。
これまで述べたようにキーボードは種類、機能による違いが多く、
作業効率に大きく影響します。
普段のオフィス業務やテレワーク業務を効率よく進めるために、自分の環境や好みに合ったキーボードを用意するといいでしょう。
特にテレワークの方には、配線周りがすっきりとするワイヤレスキーボードがおすすめです。
この機会にぜひ、自分に合ったキーボードを探してみてください。