キーボードコラム
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キーボードの配列はなぜバラバラ?その理由について解説!

パソコンで文字を入力する時に欠かせないのがキーボードですが、そのキーの配列がバラバラなことに疑問を持ったことはありませんか?

バラバラで整理されてない印象を感じるキー配置ですが、どうしてこの様な配置が誕生したのでしょうか。

 

今回の記事では、キーボードのキー配置の成り立ちについて解説していきます。

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キーボードのキー配置

キーボードのキー配置は「QWERTY配列(クワーティはいれつ)」と呼ばれる配置方法が主流となっています。

キーボードのキーの配置を左上から繋げて読むとQWERTY・・・となり、それがそのまま配列の名前となりました。

それ以外には、入力速度に優れる「Dvorak配列(ドヴォラックはいれつ)」というのも存在します。

 

これらの配列のキー配置は一見すると不規則な位置にアルファベットが配置されており、あまり整頓されていない印象をうけます。特に初めてキーボードに触れるような方はまずこのキー配置に苦戦するのではないでしょうか。

なぜこのような配置でキーボードは利用されるようになったのか紹介します。

  • なぜ現在のキー配置になったのか

キーボードのキーの配置の由来については諸説ありますが、根拠のある定説は存在しません。

もっとも多く言われるキーは一の根拠としては、キーボードの前身であるタイプライターの

仕組みに関する説です。

登場初期のタイプライターはまだ荒削りな製品で、密集した範囲のキーを連打すると内部の機械に不具合が発生するといわれていました。

不具合を発生させない解決方法として、頻繁に入力するキーの配置をキーボード上で分散させ、なるべく左右に別れるように頻繁に入力するキーを配置するようにしたのです。

その配置が現在のQWERTY配列の誕生につながったというのが、最も広まっている説です。

 

他には、セールスマンがタイプライターをプレゼンテーションする際に「TYPE WRITER」と入力しやすいようにキー配置が調整された説や、文字入力の市場を独占するためにあえてトレーニングが必要なキー配置にし、他の製品へ気軽に買い換えられないようにした説などがあります。

 

このように様々な説が広まっていますが、いずれの説も根拠のない噂話程度で、確実な根拠というのはありません。

文字入力以外の便利なキーの存在

キーボードには文字入力に使用するアルファベット以外にも様々なキーが存在します。

パソコンでの入力が便利なのは、アルファベット以外の機能的なキーたちが存在するからです。

よく利用される文字入力以外の便利なキーについていくつか紹介します。

 

・Escapeキー(エスケープキー)
エスケープキーは操作のキャンセルや取り消しに主に利用されるキーです。

プログラムの実行をキャンセルしたいときや、文字の変換をキャンセルしたい時などにはエスケープキーを利用すると便利です。

キーボード上の表記としては「Esc」と表記されているのがエスケープキーです。

 

・Shiftキー(シフトキー)

シフトキーを押しながらアルファベットを入力することで大文字と小文字の切り替えが簡単にできるようになります。

特定のキーと組み合わせてショートカットのコマンドとして利用することも多いキーです。

キーボード上の表記はそのまま「Shift」で表記されることが多いのですが、コンパクトなキーボードでは「↑」のアイコンのみ表記されていることもあります。

 

・Controlキー(コントロールキー)

コントロールキーは単体で使用する事が少ないキーです。

このキーは他のキーと組み合わせることで真価が発揮され、様々なショートカットが実現可能となります。

もっとも使用するショートカットコマンドのコピー&ペーストにもコマンドキーは欠かせません。

キーボード上では、「Ctrl」の表記で配置されています。

 

・Alt キー(オルトキー)

オルトキーも他のキーと組み合わせて使用されるのがほとんどです。

ネットサーフィンをよくする方におすすめなのが、Altキー+左右の矢印キーのショートカットです。このショートカットは前のページに戻れたり、先のページに進むことが出来ます。

キーボード上では「Alt」と表記で配置されています。

 

これらのキー以外にも様々なキーが配置されています。

ショートカットを駆使すればマウスを使用することなくパソコン操作も可能なので、作業の高速化が期待できます。

気になる方は、それぞれのキーの役割について詳しく調べてみるとよいでしょう。

キーの配列にはどんな種類がある?

記事の冒頭で紹介した「QWERTY配列」と「Dvorak配列」はアルファベットの並び順でそれぞれ分類された呼称ですが、それ以外にも言語で分類される「日本語配列」(JIS配列)と「英語配列」(US配列)も存在します。

IC-BK23

Bluetoothキーボード IC-BK23

サイズは小さくコンパクトで、軽量なため、

設置や持ち運びにも便利です。

サイズ:42.8 x 12.5 x 1.5cm
重量:432 g

連続使用時間:90時間

​接続方式:Bluetooth 5.1

  • 日本語配列と英語配列の違い

日本語配列とは、日本語入力向けに開発された配列方法で、対して英語配列は英語圏の人が入力する際にスムーズに入力できるように開発された配列方法です。

日本語と英語では言語が根本から異なるためにキーの配置が大きく変わるのでは?とお思いの方もいるでしょうが、アルファベットの配列に違いはありません。

では、日本語配列と英語配列とでは何が異なるのか。その相違点について、詳しく解説します。

IC-DK01

Bluetoothキーボード IC-DK01

サイズ:285×117×22mm
重量:340 g

連続使用時間:90時間

​接続方式:2.4G + Bluetooth 1 + Bluetooth 2

  • 記号の配置が違う

大きく異なるのがアルファベット以外の記号に関するキーの配置です。

特に、利用するケースが多い「@」のキーの位置や「&」のキーの位置が異なる点は戸惑う方が多いのではないでしょうか。

それ以外にも様々な記号の入力キーに変更があるため、日本語配列から英語配列のキーボードに変更する人は記号のキーの位置が変わる点を意識するようにしましょう。

  • 一部のキーのサイズが違う

パッと英語配列のキーボードを見た時に、何か違和感を覚える事があるかと思います。

その原因の多くがキーの大きさの違いに起因するものです。

スペースキーやエンターキーの大きさが特に顕著で、英語配列のスペースキーは日本語配列よりも横長になって幅を取り、エンターキーは日本語配列ではアルファベットのLを逆さまにしたような形をしていますが、英語配列では横長の形状になります。

それ以外にバックスペースキーも横長になるなど、キーの形状が日本語配列と英語配列とでは異なっているのが特徴的です。

  • 変換に関するキーの違い

前述のキーの大きさが違う原因となっているのが、変換に関するキーの存在です。

日本語配列には半角・全角の変換やカタカナ・ひらがなを変換するためのキーが用意されているのですが、英語配列にはそれらの変換の必要がないため、変換関連のキー自体が存在しません。そのスペースの分、他のキーが大きくなっているのです。

ちなみに、英語配列のキーボードで日本語へ変換したいときは「Alt+~」のショートカットを使用することで変換が可能となっています。

G01.jpg

ゲーミングキーボード G01

91キーで、机の上は省スペースに。サイズは小さくコンパクトで、設置や持ち運びにも便利です。

サイズ:37.1 x 14 x 3.6 cm
重量:702 g

コード長:1.5m

​接続方式:有線

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今回の記事ではキーの配置の成り立ちや、配列方式についてご紹介しました。

配列方式によって向いている作業や、使用する際のメリット・デメリットがあるので、自分のスタイルに合った配列のキーボードを購入するようにしましょう。

場合によっては、普段のキーボードと配列が違うキーボードを用意して使い分けるのも有効です。

iCleverでは日本語配列と英語配列の両方を取り扱っていますので、好みの配列の商品を選んで購入することが可能となっています。ぜひご検討ください。