キーボードコラム
Image by Marvin Meyer
Bluetoothマウスは、他のマウスと比べてどんなメリットがある?

マウスの中で、特に人気なのが無線接続のものです。

しかし、それは1種類ではありません。
 

Bluetoothマウスとそれ以外の無線接続のメリットは、異なるのでしょうか?
 

2つを比較しながら、具体的なメリットについて解説します。

Bluetoothとは?

Bluetoothマウスにどのようなメリットがあるのかを知る前に、Bluetoothが一体どのようなものかを知っておきましょう。

 

Bluetoothは、近距離無線通信という通信方法の規格のひとつです。

近距離無線通信というのは、Wi-FiやNFC、赤外線通信など、通信距離が数十メートル程度の通信の総称です。

 

通信に使われる周波数帯は通信によって周波数が決められています。

Bluetoothなら、2.4GHzと定められています。

この周波数帯を40、もしくは79の周波数チャネルに分けて、利用する際はそのチャネルをランダムに変更するのです。

 

これを、周波数ホッピングといいます。

また、通信速度も毎秒24メガビットまでとなっています。

パソコンやスマートフォンなどとデバイスを接続し、データのやり取りをするのです。

 

特徴としては、障害物に強く10メートル以内ならほとんどの状態で通信が可能です。

ただし、有効範囲はClassによって定められています。

Class1なら100メートル、2なら10メートル、3なら1メートルが目安です。

 

また、これは国際規格です。

海外の製品でも、規格が同じなら問題なく接続できます。

機器と接続することは、ペアリングといいます。

2.4GHzとの違い

同じ無線接続ですが、Bluetoothマウスとは具体的にどのようなメリットの違いがあるのでしょうか?

2つの違いについて、解説します。

 

これは、2.4GHz帯の電波を使用して接続します。

この電波は短波というもので、直進性が高いので障害物をある程度貫通することが可能です。

今もテレビの地上デジタル放送で使われているUHFが、同様の周波数です。

 

無線とはいっても、無線LANとは別のものです。

そのため、無線LAN内蔵であっても、このマウスとはつながりません。

必ず、専用のレシーバーを付けなくてはいけないのです。

内蔵されていればレシーバーが不要なBluetoothとは、この点が異なります。

 

そのため、USB端子がないスマートフォンやタブレットでは、2.4GHz のものは利用するために変換アダプタ―を用意しなくてはいけません。

こういった場合は、Bluetoothマウスのほうが接続しやすいというメリットがあります。

ワイヤレスマウス GMN41W

ドライバーインストール不要で、付属の接続端子をパソコンのUSB接続口に差し込むことで接続が完了。ケーブルを気にせず使えるワイヤレスタイプです。2.4GHz無線マウスに充電電池が内蔵されているので、通信範囲が半径10mの広範囲でも安定したデータ通信が可能です。

また、Bluetoothマウスは利用する際にペアリングという手順が必要となるのですが、その手順が不要という点がメリットとなります。

USB端子にレシーバーを差し込めば、すぐにでも使用できます。

 

Bluetoothマウスと共通するメリットとしては、ケーブルがないのでパソコンの周りがすっきりします。

また、動作の自由度も大きくなります。

 

有線の場合は、パソコンからほとんど離れることはできません。

しかし、Bluetoothマウスなどは約10メートルまで電波が届くため、離れた場所からも操作できるというメリットがあります。

持ち歩きやすい、という点もあります。

 

ただし、定期的に電池交換や充電などの作業が必要です。

常に、電池のストックを用意しておかなければならないでしょう。

充電式の場合は、作業を中断せざるを得ないこともあります。

 

電波での接続のため、他の機器との電波干渉で動作が不安定になることもあります。

2.4GHzのもののほうがよく起こりますが、電波干渉に強いBluetoothマウスでも絶対に起こらないとは言えないので、この点もデメリットとなります。

Bluetoothマウスのメリットは?

パソコン等の機器とマウス等のデバイスとを接続する規格が、Bluetoothです。

無線と有線では、無線に該当します。

そのメリットは何でしょうか?

 

Bluetoothマウスは、パソコンにレシーバーが内蔵されていれば追加で付けなくてもいいというメリットがあります。

付属しているから問題ないと思うかもしれませんが、そういうわけでもないのです。

 

レシーバーは、通常USB端子に接続します。

しかし、USB端子は他の様々な機器でも使用するため、中には余裕がないという人もいるでしょう。

 

例えば、パソコンのキーボードはUSB接続のものがほとんどです。

プリンターやスキャナなども、基本的にUSBです。

また、USBフラッシュメモリや外付けHDDなどを使用することもあります。

 

USB端子は、ノートパソコンであれば2個しかないものもあります。

デスクトップの場合、10個近くついているものもありますが、3~4個というタイプもあります。

 

この限られたUSB端子のうち1つを使うと、他の機器に使用できないこともあるでしょう。

しかし、内蔵されているパソコンならBluetoothマウスを使用して、USB端子を塞がずに済むというのがメリットになります。

 

また、Bluetoothマウスのレシーバー自体もメリットとなることがあります。

実はこのレシーバーは、専用というわけではありません。

レシーバーがあると、他の対応機器も接続できるのです。

 

つまり、Bluetooth内蔵のパソコンならそのままBluetoothマウスと接続できるのですが、内蔵されていないパソコンでもそれ以外の機器と接続できるというメリットがあるのです。

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ワイヤレスマウス MD165

【Bluetooth3.0/5.0/2.4GHzワイヤレス切り替え】

先進のBluetooth 5.0+ 2.4GHz、両種類の接続技術を搭載。ワイヤレスでケーブルなどの煩わしさもなく、最大10mの伝送距離を実現しました。

ノートパソコンなら内蔵されているものが多いのですが、デスクトップパソコンの場合は内蔵していないものも珍しくありません。

その場合も、使用できるようになるのです。

 

マウス以外にも対応機器が多いので、利用できるようになると大きなメリットがあります。

スピーカーやヘッドフォンなどにも、対応している機器はたくさんあります。

 

また、先ほども言ったように内蔵されていればレシーバーは必要ありません。

そのため、USB端子がない機器でもBluetoothマウスは利用できるのがメリットです。

 

例えば、タブレットやスマートフォンは普通のマウスを使用することはできません。

USB端子が、充電用のものしかないからです。

対応していれば、有線のTYPE-C接続のものなら使用できるでしょう。

 

しかし、Bluetoothなら今はほとんどの機種が対応しています。

そのため、パソコン以外の様々な機器で利用できるのです。

ケーブルもないので、動きの自由度も高いでしょう。

 

このようなメリットがあるので、Bluetoothマウスの使用やUSB端子の空きなどで困っている方は、このメリットで解決できるかもしれません。

一度、検討してみてください。

Bluetoothマウスにはデメリットがある?

上記のように、多くの利点があるBluetoothマウスですが、メリットばかりではなくデメリットといえる部分もあります。

どのような点か、解説します。

 

まず、パソコンとのペアリングが必要という点がデメリットです。

これは最初の1度だけ必要で後は自動で接続できるのですが、その1回が面倒という人もいるのです。

 

また、OSを起動したばかりのときはBluetoothマウスが反応しないというのもデメリットです。

BIOSなどで使用したい時には、不便でしょう。

 

デメリットはあるものの、その内容はごく限られたものです。

どうしてもこれは困るという点があるのなら仕方がありませんが、ほとんどの人にとってはあまり気にならないでしょう。

Bluetoothマウスは、Bluetooth内蔵機器ならペアリングをするだけで使用できるというメリットがあるので、内蔵している機器が増えている現在は特に選ばれています。

マウスは、使用する機器や場所で適切な機種が異なります。

自分が使うパソコン等の機器の種類やビジネスとプライベートのどちらで使用するのか、オフィスと自宅のどちらで使うか、他の周辺機器がどれだけあるかなどを基準に、適切なマウスを選びましょう。