​製品コラム
Image by Dries Augustyns

メカニカルキーボードって何?どんな特徴があるの?

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近年はビジネス面や学業の関係で使用することが多かったパソコンですが、ゲームなどの趣味として利用するケースも増えてきています。パソコンを趣味で利用する人口の増加にともなって趣味の使用に特化した周辺機器も開発されるようになりました。

周辺機器の中でもキーボードは特にこだわる人が多く、様々な方式のキーボードが開発されており、豊富なカスタム性があるメカニカルキーボードは特に人気の方式です。

今回の記事は、メカニカルキーボードについて詳しく解説します。

メカニカルキーボードとは

メカニカルキーボードとは、キースイッチが独立しているキーボードのことを指します。

主にゲーム用途に使用されることが多いキーボードですが、タイピングの際の感触を好みのものに調整できるため、タイピングが多いプログラマーにも好まれています。

 

メカニカルキーボードの特徴として、キーの内部に軸と呼ばれるバネを内蔵したパーツがあります。青軸や赤軸と呼ばれることがあるパーツで、このパーツを変更することによってタイピングの感触を変更することが可能となるのです。

メカニカルキーボードの機能

メカニカルキーボードは主にゲーム用途に使用されることを想定されているため、

様々な機能が搭載されています。

ここでは、メカニカルキーボードに搭載されている代表的な機能について紹介していきます。

  • マクロ機能

最初にご詳細するのが、マクロ機能です。

この機能は、複数のキーを同時に押す動作や、キーを入力した順番を記憶し、ボタンひとつで実行できるようになる機能です。

よく使うコマンドをマクロ機能で記憶させておくことで、繰り返しコマンドを入力するような作業の時に負荷を軽減することが可能となります。

ゲームだけでなくビジネスにも応用できる機能なので、メカニカルキーボードを使用している方は活用するとキー入力が効率化できます。

  • アンチゴースト機能

アンチゴースト機能とは、複数のキーを素早く入力した際に意図しないキーの信号が送信され、誤入力される(ゴースト現象)のを防ぐ機能です。

ゲーム中は複数のボタンを素早く同時押しする動作をする場面が多く、そういった際に誤ったキー入力が送信されてしまうとストレスとなりますが、アンチゴースト機能を搭載しているメカニカルキーボードはキーを独立して認識するため、ゴーストが発生せず使用することが出来るのです。

  • キーロールオーバー機能

キーロールオーバー機能とは、複数同時入力されたキーを何個まで認識できるかを表す機能です。主に10キーロールオーバーや、Nキーロールオーバーと表記され、前者の表記であれば10キーの同時押しまで認識可能、後者の場合は同時押しの認識個数に制限がないことを表記しています。

近年はNキーロールオーバーのメカニカルキーボードが主流となっていますが、物によっては10キーロールオーバーのように制限がある製品もあるので、購入する際は注意して購入するとよいでしょう。

  • 文字配列

メカニカルキーボードのなかには、US配列の商品が多く存在します。

一般的に日本の人がイメージするキーボードはJIS配列の製品ですが、JIS配列はキーの配置数がUS配列よりも多く、キーボード自体が大型化する傾向があります。

ゲーム中はマウスの可動範囲を確保することも重要なため、コンパクトなUS配列が好まれる事も多く、その為にメカニカルキーボードはUS配列の製品を多く取り扱っているのです。

しかし、JIS配列のメカニカルキーボードが存在しないわけではありません。

一昔前はUS配列のキーボードが主流でしたが、近年はJIS配列のメカニカルキーボードも販売されているため、JIS配列にこだわりがある方はJIS配列のメカニカルキーボードを選択するとよいでしょう。

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ゲーミングキーボード G01

JIS配列のコンパクトなキーボード

赤軸搭載で軽いキータッチ

サイズ:37.1 x 14 x 3.6 cm
重量:702 g

コード長:1.5m

​接続方式:有線

テンキーレスのコンパクトサイズでJIS配列のキーボードです。

軸は赤軸で製造されており、軽いキータッチと静かな打鍵音が特徴となっています。

マクロ機能を搭載しており、複雑な動作も記憶させればワンタッチで動作可能です。

他の方式との違い

メカニカルキーボードはメカニカル方式と呼ばれる方式で作られていますが、メカニカル式以外にもメンブレン式・パンタグラフ式、静電容量無接点方式と呼ばれるキーボードが存在します。

それぞれの方式とメカニカル方式の違いを見ていきましょう。

  • メンブレン式・パンタグラフ式との違い

メンブレン式とパンタグラフ式のキーボードは、キーの下全体が1枚の基盤で構成さています。どちらの方式もキーを押した際に対応した基盤部分が押されることによって文字が入力される方式ですが、メンブレン式はシリンダーで基盤を押し込んで文字を入力する方式、パンタグラフ式はひし形のスプリングで基盤を押し込んで文字を入力する方式として区別されています。

メカニカル式はキーが独立した構造で作られているため、メンブレン式・パンタグラフ式との違いは、メカニカル式はキーがそれぞれ独立した構造をしているのに対し、メンブレン式・パンタグラフ式は1枚の基盤で構成されている点が挙げられるでしょう。

それ以外にも、メンブレン式とパンタグラフ式は1枚の基盤で構成されているため、故障した際には基本的にキーボード全体の買い替えとなりますが、メカニカル式はキーごとに修理が可能なこと、メンブレン式とパンタグラフ式は入力する際のキータッチのカスタム性が低く、どの製品も同じようなキータッチのものしかありませんが、メカニカル式は軸の種類で調整可能な点がメンブレン式・パンタグラフ式と異なっています。

GKJ35B

ワイヤレスキーボード GKJ35B

パンタグラフ式を採用した入力しやすいキーボード
ワイヤレス接続で机まわりの配線がスッキリ

サイズ:42.8 x 12.5 x 1.6cm
重量:600 g

連続使用時間:90時間

​接続方式:2.4G 無線

こちらの商品はパンタグラフ式を採用したキーボードです。

パンタグラフ式は軽いキータッチが特徴で、キーの端を押しただけでも正確に文字入力できるのが特徴です。薄型でスタイリッシュ、無線接続も可能なので、机周りをスッキリさせたい方にもおすすめです。

  • 静電容量無接点方式との違い

静電容量無接点方式のキーボードは文字を入力する際に静電容量の仕組みを活用しており、キーを強くたたかなくても電極が近づくだけで文字入力が可能なため耐久性が高く、タイピングの際もキータッチが軽いという特徴があります。

静電容量無接点方式ではキータッチの重さを調整することができたいので、重いキータッチのキーボードが好みの方はメカニカル式のキーボードを選択するとよいでしょう。

 

メカニカル式との違いは文字を入力する際の仕組みもありますが、それ以外に価格面も大きく違いがあります。メカニカル式のキーボードは安ければ3,000円台からでも購入可能なのに対し、静電容量無接点方式のキーボードは20,000円台からが相場となっています。

今回はメカニカル式のキーボードについて詳しく解説しました。

メカニカル式のキーボードでもっとも特徴的なのがカスタム性の高さで、軸によって全く顔色の異なるキーボードに変化します。特にゲームをプレイする際は繊細な感覚が要求されることもあるため、自分に適した製品を選択できれば、ストレスも少なくゲームをプレイできるでしょう。

もちろん普段使いのキーボードとしても非常に使いやすいので、メカニカル式はゲーム専用と思わず、導入してみてはいかがでしょうか。